【AV撮影詐欺事件】セックスできないと違約金が発生!?
こんにちは。管理人です。
今回は去年の6月に起こったAV撮影詐欺事件をご紹介します。
男性なら一度はAV男優の仕事に憧れることもあるはず。
そんな気持ちを踏みにじるような、悪質な事件があったんです。
【悪質なAV詐欺】素人AV男優を騙したその驚きの手口とは?
事件の概要
“日当1万円でAV男優を募集”という書き込みを出会い系アプリで見つけた被害者の男性は、前々からAV撮影に興味があったこともあり応募。
2015年6月20日の午後、大阪・堂島のビジネスホテルでAV撮影が行われた。
撮影の前に、契約書へのサインを求められたため、何の疑いも持たずに書類にサインした。
しかし、そこには「台本通りセックスできなかった場合には、損害賠償金を支払う」と今回の事件に繋がる契約条項があったのだ…。
そしていよいよ撮影がスタート。
ホテルには監督、カメラマン、女優、助手2名、そして男優(被害者)の6名がいた。
実際に撮影で使われていたのはスマートフォンのみ。普通なら疑いそうなものだが、被害者は言われるがまま、台本通りにプレイしようと努めた。
しかし、女優は手や口を使って撮影の序盤で早々に男優を果てさせ、セックスができないように仕向けたのだ。
男優はなかなか体力を回復できず、いったん休憩。しかし時間が経ってもなかなかセックスができるまでにはならなかった。
「これ以上、演技はできません…」
そう男優が言うと、容疑者らは契約書をかざして違約金を要求。お金がないと訴える男性にも声を荒げることなく、冷静に消費者金融から借りるように勧めた。
男優は男たちに連れて行かれた消費者金融出張所のATMの前で110番。事件が明るみになった。
詐欺容疑で逮捕されたのは大島俊容疑者、大学生・中川翔生容疑者、風俗店従業員・権野愛容疑者ら男女計7人。
大島容疑者らは大阪を中心に名古屋や横浜などで架空のAV撮影を100件近く行い、うち30~40件は同じ手口で現金をだまし取ったと言う。
犯行が明るみに出なかった理由とは
この容疑者たちは30~40件も同じ手口で詐欺行為を働いていたと言うのに、なぜ誰も警察に被害届を出さなかったのだろうか?その理由は、2つあると思われる。
1つ目は、あくまで容疑者が金を脅し取ろうとしたわけではなく、契約書に書いてあると迫った点。「自分が悪いんだ」と被害者に思い込ませ、泣き寝入りする状況を作ったと言える。
そして2つ目は、内容が内容だけに警察に相談しづらいから。台本通りにしっかり演じきれなかった=勃起できなかったということ。これは男性にとっては屈辱とも言えるため、なかなか人には言えなかったのだろう。
管理人的には、男性がセックスできなくなるくらい早々にイカせた権野愛容疑者のテクニックが気になるところ。
ここだけの話、権野愛容疑者がまた大阪の風俗店で働きはじめたらぜひ一度行ってみたいなと思ったりしています(笑)