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風俗嬢との恋6 ~彼女からのアプローチ~

この記事は約2分で読めます! 投稿日:2016/3/7 カテゴリー:風俗嬢との恋 閲覧数:39000
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彼女を最後に呼んでから1週間が過ぎた。

彼女に振られて以来、僕は生きているのか死んでいるのよくわからない状態だった。
仕事をしていても食事をしていてもテレビを見ていても、考えるのは姫子ちゃんのことばかり。
何度も彼女のことは忘れようと思ったのだが、彼女の声や体温がこびりついて離れなかった。

やはり僕は彼女なしじゃ生きられないのかもしれない…。
そう思った時、僕は彼女が最後に言ったセリフを思い出した。

「私はまだこのお仕事を続けないといけないんです。だから誰かと付き合うとかそういうのは今は考えられません」

確かに彼女は誰かと付き合う気はないと言った。
そしてそれは風俗の仕事を続けないといけないから、とも言っていた。

ということは、姫子ちゃんが風俗嬢を辞める時が来れば付き合えるのだろうか?

僕の真っ黒なもやがかかっていた心の中に、一筋の光が差し込んだ気がした。

…でも。

彼女はなぜ風俗の仕事をしているのだろう?
学費?借金?それとも夢のため?

そう思った時、僕は姫子ちゃんのことを何も知らないんだと愕然とした。
彼女のことを全く知らないのに、一方的に好きになって勝手にフラれて。

こんな僕が、今さらどのツラ下げて彼女に会えばいいんだ。

光が差し込んでいた僕の心に、またもやがかかり始めた。
その時―――――、僕の携帯にメールが届いた。

僕の携帯に連絡が来るなんて、めったにない。

「もしかして…!」

僕は恐る恐ると送られてきたメールを見た。

――――――――――――――――――――――
チョコおじさん、お元気ですか?
あれ以来私も色々考えました。
お伝えしたいことがあります。
今日は21時にお仕事が終わるので、
それ以降で会えないでしょうか?

☆姫子☆
――――――――――――――――――――――

姫子ちゃんからだった。
僕はメールを見た瞬間、目から涙がぽろぽろと溢れ始めた。

そして自分がいかに姫子ちゃんを好きだったかを実感した。
離れるなんてできない。
たとえ姫子ちゃんが僕と付き合えなくても、僕は姫子ちゃんから離れたらいけないんだ。

僕は涙をぬぐい、彼女にメールを送った。

――――――――――――――――――――――
メールありがとう。
僕も毎日姫子ちゃんのことばかり考えてました。
僕も会って話がしたいです。
時間は姫子ちゃんに合わせます。

――――――――――――――――――――――

するとすぐに返信が来た。

――――――――――――――――――――――
では、今日の21時半に渋谷駅で!
お会いできるのを楽しみにしています^^

☆姫子☆
――――――――――――――――――――――

本当に、お店の外で会うんだ…!

僕は胸が痛くなるほど心臓が脈打つのを感じながら、何度も何度も彼女からのメールを読み返した。
そして姫子ちゃんとのプレイを思い出しながら、一人で抜いた。

つづきはこちら!

7話目【風俗嬢との恋7 ~彼女が僕に求めているのは…~

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