東日本大震災の時に大繁盛した石巻市の風俗とは
ごきげんよう。かずこです。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災から今年で5年。
大混乱のさなか、震災発生からわずか1週間で営業を再開した風俗店があるのをご存知でしょうか?
「不謹慎」という言葉を投げかける前に、少しだけ読んでみてください。
震災から1週間で営業再開した石巻市のデリヘル
事務所は津波に流され、いつも使うラブホテルも営業停止状態。
それでも震災後わずか1週間で営業再開したデリヘルが石巻市にあった。
「こういう時だからお金が必要。女の子が稼いでなんぼの世界だから」
そう言って店の経営者は早々に女の子に連絡を付け、たくましく営業開始をした。
しかし、デリヘルには必要不可欠なラブホテルが使えない。
そのため営業再開したとしても、お客さんなんて来ないのではないだろうか。
そう思ったが、自宅派遣の予約がポツポツと入った。
その店で働くチャコさんは、1階が完全に津波で流されたアパートの2階へ呼ばれた。
両親、妻、子供を失った30代の男性は
「どうしていいかわからない。人肌に触れないと正気でいられない」
とチャコさんに打ち明け、暗い表情のまま肩を落とした。
チャコさんが彼の話に耳を傾け肌を重ねた後、男性は少しだけ笑顔を見せ「ありがとう」と言った。
石巻市内で最初にラブホテルが営業再開したのは3月28日。震災から17日後のことだった。
営業開始ができたのは市内でたったの2軒。避難所でお風呂に入れない被災者が殺到し、長蛇の列ができた。
そしてお風呂に入りに来たついでに女の子と遊びたいお客さんが増え、デリヘル店は一気に忙しくなった。
震災前は1日2~3件ほどだった予約が、この時は1日5~6件と倍増したと言う。
さらに通常時とは違う点があった。お客さんが求めたのは性的快楽ではなかったのだ。
お店で働くラブさんは言う。
「みんな癒やしを求めてましたね。お客さんの口から『癒やされたい』とか『心を落ち着かせたい』という言葉が出ていました。だから私もそういう人たちを癒やしてあげたいなって……。話を聞く、肩を揉む、髪を洗う、全身を洗うなど、性感サービスに限らず、相手に求められることをすべてやりました。」
極限の状態だからこそ、人肌が恋しくなる。
メディアでは取り上げられることはありませんが、こういう状態の時にこそ風俗が人を救うこともあるのかもしれません。
復興が進んでいるとはいえ、避難生活をしている人はまだまだいます。
石巻市の風俗は、まだまだ活躍の場がありそうですね。
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ぬ