事故物件の掃除&宿泊で3万円(変なバイト体験談)
どうも。奇跡のフリーターです。
今日から俺が経験した変なバイトの体験談を書いていきますので、どうぞよろしく。
今回は俺が大学生の時に経験した、今考えるとちょっと怖いアルバイトの体験です。
では心してどーぞー。
顔なじみのおっちゃんに頼まれた怪しいアルバイト
このアルバイトを経験したのは大学2年生の夏だった。
暇つぶしに近くのパチンコ屋で遊んでいた時、
隣にいたおっちゃんが「調子どうだ」と話しかけてきた。
このおっちゃんは何度か話をしたことのある、顔見知りの常連。
毎週のように会っていたので、かなり打ち解けて気軽に話せる仲になっていた。
「いや~先週入ったバイト代も底を尽きそうっすよww」
「そうか。ならバイトあるんだけど、やらん?日給3万出すで!」
日給3万円なんておいしすぎる!!
でも、パチンコ屋で顔見知りになった素性の知れないおっちゃんの言うことだ。
あまり当てにもできないよな~と思っていたら
「やってくれるなら、今現金で3万渡すで!」
と言われたので、速攻でOKしましたwwwww
で、肝心のバイト内容。
簡単に言うとおっさんが所有しているマンションの1室を掃除して、1晩泊まると言う超簡単な仕事だった。
さっそく次の土曜におっさんが教えてくれたマンションに行ってみた。
7F建ての立派なマンションで、俺が住んでいる安アパートとはまるで違ったねww
おっちゃんが所有している部屋はそのマンションの402号室。
部屋の中に入ると、いきなりムワッとした暑さと異臭が漂っていた。
とりあえず換気をして、1部屋1部屋くまなくチェックした。
でも、ホコリは積もっているもののゴミや汚れはほとんどない。
ゴミ屋敷を想像していた俺は拍子抜けしながらも、掃除機を掛けたり、ぞうきんで床を拭くなどできる限りの掃除をした。
そして夜。
押し入れに入っている布団を使っても良いと言われていたが、
なんとなくそんな気にはなれず自分が持って来た寝袋にくるまってリビングで就寝。
久々に体を動かしたためか、どっと疲れてすぐに寝てしまった。
気付いた時にはもう太陽が昇り、窓から日差しが降り注いでいた。
「大学卒業したら、こういう部屋を借りて住みたいな…」
そう思ったほど、なかなか良い部屋だった。
この部屋を軽く掃除して泊まるだけで3万円なんて、本当に良いバイトだった。
たぶんパチンコでいつもお金をすられている俺を可哀そうに思ったおっちゃんが気を利かせてくれたのだろう。
晴れ晴れした気持ちで部屋から出ると
「きゃあっ!!!!!!!」
といきなり俺に向かって悲鳴をあげる女(50代くらいのババア)がいた。
「え、な、なんすか?」
「やだっ!!!あなた、その部屋から出てきたの!?もしかして住んでるの!?」
「いや。掃除して1晩泊まっただけです」
そう言うと、その女はジロジロ俺を見たあと足早に離れて行った。
なんなんだよ、あのババア…。
とりあえず部屋を出た俺は、すぐさまパチンコのおっちゃんに電話。
問題なくバイトを終えた旨を伝え、さっきのババアのことも報告。すると
「あぁ!隣のおばちゃんだろ。そりゃ、お前のこと幽霊とでも思ったんだな!言わなかったけど、そこ自殺者が出た部屋なんだわ!あっはっはっ!」
ちーん(゚Д゚)
まぁ3万もらったし、特に怖い思いもしなかったので結果オーライですが…。
ちなみにその部屋は数年間貸し出ししていなかったそうですが、
俺が大丈夫だったので、おそらく今は普通に賃貸に出されてます(笑)
ちなみに自殺したのは、この部屋に住んでいた風俗嬢だったらしい。
毎日のように風俗で働いたけど借金が返せない。
今後もずっと風俗嬢として働くのかと思うと、耐えられない。
そんな遺書を残して、自殺してしまったんだって。
マンションの幽霊にお困りの方。もしかしたら俺のせいかもしれません。すみませんwww
~今回の変なバイト~
内容:部屋の掃除&宿泊
拘束時間:1日
給料:日給3万円
レア度:★★★★★
もう一度やりたい度:★★☆☆☆