特殊清掃員の仕事は辛かった(変なバイト体験談)
どうも。奇跡のフリーターです。
風俗ゲバ!!ではもうすでに様々なアルバイト体験をお話してきましたが、今回ご紹介するのは一番つらかったアルバイトです。
その仕事とは…ずばり、「特殊清掃員」です!
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
一体どんな仕事なのか、詳しく説明していきましょう!
トラウマになる!特殊清掃員というアルバイトとは
アルバイトを探していた俺は、アルバイト求人誌を片手に割のいい仕事を探していた。
そこで見つけたのが「清掃スタッフ」と書いてあるアルバイトだった。
8:00~17:00と拘束時間は長かったが、日給15,000円以上もらえると書いてある。
「掃除するだけで日給1万越えるならおいしいじゃないか!」
ってことで、俺はさっそく応募したのだった。
そしたらすぐに連絡が来て(ネットで応募してから1時間も経ってないw)、さっそく面接をすることなった。
次の日、俺は履歴書を持って事務所へ。すると
「体力ありそうだし、やる気ありそうだし、いいね!採用!」
とまだ全然話してもいないのに即採用になったww
俺はなんだか認められた気がして嬉しくなり、軽く給料について質問をしてみた。
「それにしても清掃で日給1万越えなんて、なかなかないんじゃないですか?」
「え?そーお?特殊清掃だとけっこう当たり前だけど」
………特殊清掃?
俺は「じゃ、君の身分証コピーしてくるから待ってて」と社員さんが部屋を出た後、すぐさま携帯で検索。
ネットの情報によると特殊清掃員とはその名の通り特殊な場所を清掃することで、人が死んだ部屋とか、下水道とか、ゴミ屋敷などを掃除するらしい。
俺、愕然wwwwwww
でも面接は受けちゃったし、合格しちゃったし、身分証も取られたから今さら断れないwwwww
と言うことで俺は泣く泣く特殊清掃のアルバイトをすることになった。
まぁちょっと興味あったし、ネタになると思ったからね。
で、面接の次の日からさっそくお仕事スタートでした。
まだ新人ってことで俺は先輩方のサポートをするとのこと。
「いや~運いいね!今日は70代のおばあさんが孤独死した部屋の掃除だよ。最初からこういう案件を体験しておくと、あとは大概大丈夫だから!」
と先輩方に言われる俺。
人が死んだ部屋って言っても、もう死体自体は警察が回収しているらしいし余裕だろうと思っていた。
しかし、掃除する部屋の扉の前に立った瞬間から、俺は今日で仕事を辞めることを決意した。
まず、においがすごい。
生ごみのにおいとか、下水のにおいとか、そんな比じゃない。
普通に生きていてこんなの嗅いだことはない。
冷蔵庫の中身を全部腐らせたってこんなにおいすることはないだろう。
でも先輩たちは慣れた様子でマスク・手袋・ゴーグルを装着して、扉の前で手を合わせてから部屋の中へ。
俺も急いで準備して、思い切って中に入った。
中は和室で、タンスや机などの家具はそのままになっていた。
畳の一部分には、黒っぽくドロドロした液体がこびりついている。
そしてその部分には驚くほどの虫が湧いていた。蛆虫、ハエ、ゲジゲジみたいなのもいる。
「じゃあ新人君。畳の上の液体をコップですくってゴミ袋に入れてくれる?」
「この黒い液体…何なんですか?」
「仏さんは長いこと放置されてたみたいだから、液状化しちゃったんだよ」
…ってことはつまり、このドロドロは人間だったもの!!!???
もう卒倒しそうになった。
でもさすがにこの部屋で倒れるのは嫌だったから、心を無にして淡々と仕事をしたよ。
正直、もう思い出すのも嫌だわ。
何とか清掃を終えた俺は、事務所に戻ってすぐ辞職を申し出た。
「そうか…君なら頑張れると思ったけどしょうがないね」
そう言って社員さんは1日分のお給料を封筒に入れて俺に手渡してくれた。
この仕事、普通の人間にはできない。
俺はしばらくの間食欲失くして数日間寝込んだ。
たぶん、一生抱えるトラウマになったと思う。
でも絶対に必要とされる仕事であることは間違いない。
「特殊清掃員が俺の天職」って言う人もいるみたいだから、興味のある人はやってみるといいかも。
最後に、特殊清掃の仕事の様子がわかる動画があったので貼り付けておきます。
~今回の変なバイト~
内容:特殊清掃員
拘束時間:8時間
給料:15,000円
レア度:★★★☆☆
もう一度やりたい度:☆☆☆☆☆