風俗嬢との恋 5 ~意を決して告白した結果~
メール交換をした次の日。
僕は彼女が自宅に来るのをいそいそと待っていた。
正直、今日の料金を払ってしまったら、給料日までの生活が苦しい。
それでも、僕はどうしても姫子ちゃんに会いたかった。
この気持ちを抑えることができなかったんだ。
でも平社員の僕にとって、風俗に行くのは大きな出費。
できることなら姫子ちゃんとプライベートで会いたい。
そんな悶々とした気持ちを抱えたまま、姫子ちゃんを出迎えた。
「チョコおじさん!すっごく会いたかったです!」
そう言って玄関で濃厚なディープキスをしてくれた。
僕は我慢できず、姫子ちゃんの胸を揉み始める。
今日はなんだか興奮が止まらなかった。
しばらくの間、玄関でお互いの体を触り合っていた。
「うふふ、今日のチョコおじさんは積極的!」
そう言うと姫子ちゃんは僕のズボンを脱がせ始めた。
「シャワーの前に1回抜いておきましょうね」
普段の僕なら止めているのに、今日は彼女にされるがままになっていた。
彼女とエッチなことをしたいと言う気持ちが理性を失わせていたのだ。
「うふふ、こんなに大きくなってる!いただいちゃいますね♪」
彼女の濃厚なフェラに、僕はあっという間にイカされてしまった。
抜いてもらってようやく冷静になった僕は、そのまま姫子ちゃんとシャワーへ。
いつも通り体を密着させて、丁寧に僕の体を洗ってくれた。
もう4回目なのだし、そろそろ慣れても良い頃のはずなのに、
僕は姫子ちゃんといると胸がドキドキしっぱなしだった。
間違いなく僕は姫子ちゃんに恋をしている。
僕は自分の気持ちを彼女に伝えると決心して、二人でベッドへ向かった。
姫子ちゃんがベッドへ横になろうとしたのを制止して言った。
「僕と付き合ってくれませんか?」
彼女は怪訝な顔をした後、黙ってうつむいた。長い沈黙が続いた。
もしかすると数十秒ほどだったのかもしれないが、僕には数時間もの長さに感じた。
すると彼女はふいに顔を上げてこう言った。
「私はまだこのお仕事を続けないといけないんです。だから誰かと付き合うとかそういうのは今は考えられません」
頭を殴られたような衝撃だった。
決死の告白だったけど、僕はフラれた。フラれてしまったのだ。
それからのことは記憶があいまいだ。
意識がはっきりした時には彼女はいなくなっていた。
僕は彼女のことを思って、部屋で一人むせび泣いた。
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6話目【風俗嬢との恋6 ~彼女からのアプローチ~】